ー W-JHS | 西日本血液臨床研究グループ ー

西日本血液臨床研究グループ（West Japan Hematology Study Group；W-JHS）は2012年に設立され、現在約180施設の参加施設により九州臨床研究支援センター（略称CReS九州）のサポートのもと、医師主導臨床研究を実施し、造血器腫瘍の診療に貢献して参りました。

近年造血器腫瘍の診断・治療においては分子標的薬をはじめとする薬剤やCART等の細胞治療の開発により目覚ましい発展を遂げている一方最新の治療を実施するにおいては直面するクリニカルクエスチョンも日々増えております。

本研究グループは、造血器腫瘍の診療の発展に貢献することを目指し、特に造血器腫瘍の治療に対する問題点や最新の知見などを共有化する。また、治療における課題を解決するために、共同研究等を計画・施行する事を目的としています。それには論理的、科学的に妥当な臨床研究デザインの立案に加え、実施体制の構築と実行力が必要となります。更に臨床研究法下での実施やリアルワールドデータの活用等の最近の臨床研究の新しい流れへの対応も求められ、自らが臨床研究立案、実施体制構築の議論に加わっていくことが重要です。皆様方の積極的参画による更なる本研究グループの発展により造血器腫瘍の診療への貢献を進めて参りたいと思います。

研究グループ代表世話人：九州大学大学院医学研究院 病態修復内科学：赤司 浩一